モスゴジ
「モスラ対ゴジラ」「三大怪獣地球最大の決戦」('64)版ゴジラ

山勝(1983)
 当時、山勝から出たゴジラのソフビには2種類ありまして、これはリアルな造型の方です。もう一方のよりボリューム的には少し小さいのですが、確かどっちも500円だったと思うので、大小、ってことではないんでしょうね。顔や尻尾がかなり細身ですが、モデルがモスゴジであることはハッキリ見て取れます。ちなみにこの写真のものは、首から上をプラカラーで塗ってしまっています。顔が金色なのが気に入らなかったのですが、それならそれでちゃんと全身塗るか、せめて目と口くらい書けよって感じです。(^_^;)

山勝(1983)
 で、これが山勝のもう一方のゴジラソフビです。このゴジラがモスゴジかどうかというと、イマイチ確証がないのですが、昭和ゴジラであることは間違いないので、まあ強いて言えばモスゴジだろうと。これをリファインしたのが上のゴジラかなあ、とか思ったりするのです。ただ、尖った鼻先がキンゴジっぽかったり、腕のポーズなどは初ゴジっぽくもあったりと、もしかしたら特定のモデルのないソフビなのかも知れません。そういう意味では「その他のゴジラ」に入れてもよかったのですが・・・。なお、この体色は購入当時にアクリルカラーで塗ったもので、実際はもっとくすんだ暗い色をしています。

バンダイ(1983)
 「グレートモンスターシリーズ」のゴジラ。「デラックス」がついた1600円のゴジラはキンゴジでしたが、こちらは950円のスタンダードサイズで、しっかりモスゴジになっています。大きさ(高さ)でいえばキンゴジとそんなに変わらないのでしょうが、なにせむこうはボリュームがあるので、こちらはふた回りほど小さい感じがします。かなり前の商品ですが、モスゴジの格好良さだけでなく、なにげに可愛いところまで表現されていて、大好きなソフビの一つです。いかにも「三角刀で彫りました〜」って感じの角張ったモールドも、他ではあまり見ない特徴的なポイントです。で、キンゴジも歯の間を削ってましたが、これはさらに豪快に、口の中全体をくり抜いています。まあ当時はそういうことをやりたくなるくらいリアルなソフビに見えたということで。 (2004.04.07)

バンダイ(1983)
 ソフビじゃないですねえ。バンダイから発売された「リアルホビー・シリーズ」のゴジラです。当時はとんでもなくリアルなゴジラが出たと思ったもんです。材質的には、今の食玩の「ハイパーゴジラ」シリーズがでっかくなったような感じです。下顎、ボディーと尻尾の接続パーツがプラスチック、目と背ビレも透明なプラスチックになっていて、内部の発光メカで光るようになってます。ずっと実家に置きっぱなしなんですが、こないだ帰省した折に見てみたら、経年変化でプラスチック部分はかなり溶けてきていましたす。アクリル塗料で塗装もしてますが、ものが柔らかいので、これも細くて曲がりやすい爪などを中心に、かなり剥げちゃいました。左手首もなくなってたなあ(^_^;) (2003.04.23)

M1号(1997)
 ゴジラビデオファンクラブ限定ソフビの第1弾となったのが、このモスゴジです。このグリーンは3期カラーとなります。かつてのゴジラソフビのスタンダードだったマルサンのゴジラがキンゴジをモデルにしてるとされるので、あのテイストのまま、もしモデルがモスゴジだったら・・・というのがコンセプトなんじゃないかと思える造形です。また、ゴメスがモスゴジの着ぐるみの改造なので、同じくマルサンのゴメスから逆算したってのもありそうです。実はこれが出たころはレトロタイプにはあまり興味がなく、このソフビもあまり好きじゃなかったんですが、最近の、レトロといってもかなりリアルな造形が多い風潮の中で、逆にこういうのもあっていいなと再認識した次第です。で、実際手にとってみると、これがなかなかいい感じです。それにしても最近は、ソフビブームが去ってオークションでも安価に手に入るのがありがたい。(^_^;) (2004.03.12)

マーミット・怪獣天国(2002)
 マーミットの「怪獣天国」シリーズが、新造型の東宝怪獣を展開し始めました。その通販での第1弾となるのがこのモスゴジです。私のゴジラの原点は、やはりモスゴジなのですが、それだけにこだわりも強く、これまで「これだ!」というソフビには巡り会いませんでした。ビニパラのモスゴジも買いませんでしたし。でもこれは最高です。最近の各メーカーによる、終わることない商品展開に「もうソフビを揃えるのはやめよう」と思っていた私も、「これは買わずばなるまい」でした。置き場所がないなら他のソフビを処分しても、ってくらい。非常にリアルに着ぐるみを再現しながらも、遊べるソフビとしてのラインは守っています。そのせいで尻尾が短かめなのは気になるかな? (2002.11.05)

エクスプラス(2004)
 エクスプラスがアメリカで展開しているゴジラシリーズのフィギュアのモスゴジ。ソフビ製とはいえ、可動は無しで完全な固定ポーズのフィギュアですが、それ故ポーズも含めたモスゴジらしさはとてもいいです。大きさ的には700円ソフビよりひとまわり大きく、超合金のメカゴジラと丁度合うくらいですね。当初は気になってたものの少々お高いので見送っていたのですが、2000円を切る値段になっているのを発見して買ってしまいました。 (2006.3.20)

バンダイ(2005)
 「ゴジラ50周年メモリアルボックス」のモスゴジ。造形は見ての通り文句無し、足の付け根の嵌着部分もモスゴジらしさが出るよう工夫されており、塗装も眉の部分がツヤありで塗られてたりと、全体的にこだわりの感じられるソフビとなっています。成型色はちょっと青っぽいというか、グリーンがキツイ気もしますが、モスゴジらしい色を強調したらこんな感じかなと思えるので、私的にはOKです。 (2005.05.28)

ミニソフビ

山勝
 上で紹介している山勝の2種類のソフビの小さい方のテイストに近いですかね。かなり小さい割には、リアルな頭身をしています。

バンダイ(1989)
 これはキーホルダーとして売られていたものです。こういうタイプのディフォルメは後にも先にもあまり見たことがありません。それにしても、ビオゴジが出る以前のゴジラアイテムのスタンダードは、やはりモスゴジだったんだなあと改めて思いますねえ。

指人形

デフォルメ倶楽部

ゴジラカンパニー

ソフビコレクション2

キーホルダー

ビーストシューター

ゴジラ超全集&ゴジラ総進撃

怪獣王倶楽部

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