初代ゴジラ
「ゴジラ」('54)版ゴジラ
マルイ(1993)
 発売当時は話題騒然だった、東京マルイのRCゴジラです。ラジコンで動くメカの骨格に軟質の外皮を被せる構造になっていて、前方及び左右に歩く他、シッポを振る、首を振る、さらに口を開いて吠えるという、6チャンネルの動きをさせることができます。この外皮はゴジラのガレージキットの草分け的存在であるイノウエアーツのキットから抜いたものを使用していて、飾っているだけでも十分値打ちがあります。全高45センチ以上という巨大さも圧倒的ですが、加えて重さもあるので扱いには注意です。私はうっかり上に腰を下ろして、首がバキッと音を立て、以来動かなくなりました。(;_;)
マーミット・ビニールパラダイス
 これを初めて店頭で見た時は、かなりインパクトを受けました。「こういうものが欲しかったんだ」と思わせるものがあったんですよね。初代ゴジラが本当にこういう顔をしているのかというと、実はそうでもなかったりするのですが、でも初代ゴジラ以外の何ものでもない、デフォルメされた似顔絵感覚です。構造を細かく写し取っていくのではなく第一印象。やはり怪獣の顔の魅力は「構造」より「表情」に本質があるような気がします。これとは逆に、デザイン画に比べて構造的にはどこがどう違うわけでもないのに、全体の印象としては全然違うというのはよくあることで。(^_^;)
バンダイ(1998)
 スタンダードサイズより二周りほど小さくて柔らかい、アイランドサイズで発売された初代ゴジラです。600円でこの出来の初代ゴジラが手に入るというのはちょっとした感動でした。塗装も映画のイメージでモノクロ仕様になっていますが、通常カラーの物も欲しい気がします。もっともその場合「初代ゴジラの本当の色は何色か」という命題に突き当たってしまうのですが。ちなみに私のイメージは茶色なんですが。まあ他のゴジラと並べた時に差別化したいという意識もありまして。(^_^;)
マーミット・ビニパラベビー(2001)
 マーミットの新シリーズ、東宝怪獣のビニパラベビー(天国ベビー)の第1弾です。原型を特撮関係のライターとして知られる、ヤマダ・マサミさんが手掛けています。毎回怪獣に合ったミニソフビが付属するのが楽しいところ。その第一弾は初代ゴジラ。和光時計塔が付属してます。通販限定で、通常の仕様はこのグリーンの成型色に赤い背ビレという、ミレゴジを思わせる配色のものですが、他にイベント会場限定のブルーの物もありました。こちらは白目の部分が赤で、最近のマーミットのソフビのM1号寄り(?)の姿勢が伺えるものになっています。
M1号(2001)
 M1号の初代ゴジラです。成型色はゴジラブルーと呼ばれる緑がかった濃いブルーですが、茶色のくるみ塗装が施されていて、成型色は足の裏や嵌着の隙間くらいにしか見ることは出来ません。体表のヒダの表現はビオゴジミレゴジがかなりリアルなのに比べ、溝を彫っただけのような、レトロテイストを強調したものになっています。昭和ゴジラはこういう感じで統一していくということでしょうか。尻尾がピンとまっすぐで、尻尾を吊ってない初代ゴジラらしいといえばそうなのでしょうが、ちょっと不思議な感じです。
バンプレスト(2002)
 ミレゴジの雛形ソフビで大いに話題を呼んだ、バンプレストのプライズ用大型ソフビ第2弾。あ、ミレゴジの色変えを入れれば第3弾ですね。今回は酒井ゆうじ氏「監修」ではなく「原型」の初代ゴジラです。まあ、このための新作ではなく、過去のガレージキットからの流用で、タグのコメントにもあるように「時計塔襲撃シーン」の立体化です。最初は、胸のあたりが前後に潰れた感じがするのが気になったんですが、写真をよく見ると、たしかにこのくらいの胸の厚みしかありません。結局、問題に感じたのは自分の中で勝手に補完していたイメージとのギャップだったようで、このソフビは本来の初ゴジの着ぐるみをかなり正確に再現していたようです。あと、ソフビとしては尻尾の嵌着部の隙間(段差)がちょっと気になるかな。

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