デストロイア
「ゴジラVSデストロイア」('95)登場
バンダイ(1995)
 デストロイア集合体。特徴的なフォルムで、ある意味、完全体より人気のある(特にソフビとしては)形態です。人間大の幼体が多数合体したもので、造形的には幼体の背中に長いトゲ(触手)を生やし、ハサミ状の腕を付けたものです。あと、あまり指摘されませんが、背中の後部に、将来の翼の元になるような1対の突起が追加されています。
  このソフビは、このころ流行って(?)いた、塩ビ素材とのハイブリッドですが、中でも特に塩ビの比率が高いソフビのひとつではないでしょうか。
 なお、実際の映画の中でも、幼体がゾロゾロ出てくるシーンで、遠景用のプロップとして、このソフビを改造したものが使用されています。(2002.10.27)
バンダイ(1995)
 デストロイア完全体。ゴジラよりタッパがあって幅もある、しかも背中に羽まで付いている、非常にボリュームのある怪獣です。これでまともに動けるのかと思いますが、実際あんまり動いてる印象はないですね(笑)。まあVSシリーズの敵怪獣は、(メカキングギドラにしろ、メカゴジラスペースゴジラにしろ、足があってもほとんど歩いてる印象がないです。飛んできてドスンと降りて、その場でビーム、って感じでしょうか(^_^;)。
 このソフビの翼は塩ビ製なんですが、閉じた状態で造型されています。なんでかな〜?と思ってたんですが、おそらくコストの問題でしょうね。(^_^;)アイランドシリーズで小さくなって出たときは、広げた翼になっていました。(2002.10.27)

ミニソフビ
ユタカ(1995)
 いやぁ、よく出来てますね。プロポーションもいいし、顔の雰囲気もスタンダードサイズより本物に近いです。まあパーツ数が少なくて羽と腕が一体になってるため、ポーズ的に腕を開きすぎとか、肩の角が半分羽に埋まってレリーフ状になってるとか、どうしても無理は出てきますが、それも角度によってはそんなに気になりません。ミニソフビとしてはボリュームがあるのもいいですね。 (2003.05.29)
バンダイ・ゴジラソフビセレクション(2003)
 リアルな造形で、可動よりディスプレイを優先したシリーズ。中でもこのデストロイアは、ポーズもニュートラルではなく、ひねったものになっています。それはそれでいいんですが、閉じた状態の翼ごと、ズパーンと分割したパーツ分けはどんなもんでしょう。遊ぶにしても飾るにしても、かなり興醒めだと思うんですが。まあ腕と翼の両方があるキャラは、特にミニソフビでは妥協しなければならない部分が大きいというところでしょう。ディテールやポーズは生物感がありますが、デストロイアのキャラにしては小物っぽい気も。 (2005.06.10)

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