ガメラ
「大怪獣ガメラ」他登場

バンダイ・復活大結集BOX
 ガメラにも作品ごとにスーツの違いがあるのですが、ゴジラほど明確な違いじゃないんですよね。これは上目遣いなんで「ガメラ対バルゴン」版かと思いましたが、SY1号さんの御指摘で「大怪獣ガメラ」版であることが確認されました。言われてみると、鼻ヅラの形や腹のパターンの縁のディテールなど、確かに初代ガメラです。ガレージキットでも、これといったのものがなかなか無い昭和ガメラの中で、このソフビはいい線いってると思います。でもガメラって、このサイズになるといよいよタダの亀って感じが(^_^;)

マーミット・ビニールパラダイス
 タグに「大怪獣ガメラ」登場となってるので一作目のガメラなんでしょう。でもバンダイの「復活BOX」のガメラで判別に悩んで研究した私としては、甲羅のパターンなど、「ちゃうやんけ」な部分もあるのですが、全体の印象としてはしっかり一作目のガメラです。猫背っぽいポーズになりがちなガメラですが、こいつは反りくり返ったようで、その辺も影響してるんでしょうか。手のポーズなんかも含めて、4つん這いにしても似合いそうです。実際はやってもサマにならなかったですが。(^_^;)

マーミット・ビニールパラダイス
 数あるマーミットのソフビの中でも、企画的に最もやってくれちゃった感のある一品が、このクリア版(?)ガメラではないかと、個人的には思っております。(笑) 無意味に希少価値を持たせる凡百のクリア版とは志が違います。ジャイガーの幼生を体内に産み付けられ、顔と腕がスケスケになったガメラを、頭と腕のパーツだけをクリア成形にすることで再現した、ソフビならではのお手軽かつアイデア物の一品です。目や歯はちゃんと塗装されてますしね。ところで、劇中では両手とも透明になっちゃったんでしたっけ?

日東河田(1978)
 これを買ったのは大学時代、1984年くらいでしょうか。今は無き「京一会館」という京都の名画座(大森一樹監督もよく通ったとか)で、大魔神のオールナイトをやった時です。大魔神3本+「大怪獣ガメラ」「ガメラ対バルゴン」の5本立て。さすがに同じパターンの大魔神3本連続には眠くなって、ロビーに出たら売ってました。15cmほどのソフビで、ムッチャ硬質。足の裏の刻印は「(C)大映 ガメラ」「JAPAN」となってるだけで、年代もメーカーもわかりませんが、調べたところでは「日東河田 昭和53年」製ということです。顔は強いていえば「対ジャイガー」あたりですかねえ?

エクスプラス・大怪獣シリーズ(2001)
 トイザらス限定で発売されたソフビの第1弾。「ガメラ対バルゴン」版のガメラです。大変よくできてるし、しかも塗装済みでこの値段(999円)というのは結構衝撃的です。ただちょっとイメージが違うのは、目の塗装のせいでしょうか。瞳が前方に寄り過ぎてのかな?あとハイライト入れちゃいかんでしょ〜、って感じ。あったっけ?(^_^;) 嵌着はすべて円形の断面なので動かせはしますが、基本的に固定ポーズのディスプレイモデルです。ソフビ製とは書かれていますが、普通のソフビとはちょっと質感が違って、匂いもゴムのようです。これはアメリカなどで売られていた84ゴジラと同じ物と思われますが、パーティングラインはないようです。

エクスプラス・大怪獣シリーズ(2001)
 トイザらス限定ソフビガメラのクリアバージョン第1弾。クリア成型に、うっすらとパールピンクのが吹かれています。クリアのためか、素材に通常版のようなゴムっぽさはありませんが、やはりソフビの匂いとは違います。これを通常版と組み合わせれば、ビニパラのような「対ジャイガ−」時の、頭部と手だけ透明になった状態が再現できるというものです。

マルサン(2001)
 マルサンから新造型で発売された、対バルゴンバージョンのガメラの、これは2期カラーです。ガメラのソフビとしては珍しく四つん這いのポーズをセレクトしています。同時発売のバルゴンがこれまた珍しく立ち上がったポーズになっていて、並べると「優位なバルゴンに跪くガメラ」という感じで、ちょうど大阪戦で氷漬けにされたガメラのイメージです。最初に写真を見たときからぜひ欲しいと思っていたソフビなのですが、2期バージョンが通販されて、ようやく手に入れることが出来ました。成型色はこちらのほうが好みですね。目が赤くなりましたが、凍って光が消えた状態と見えなくもないし(^_^;)。甲羅は丁寧な造型にメタリックのスプレーが映えて綺麗です。

エクスプラス・大怪獣シリーズ(2001)
 これでもかと出てくる、トイザらス限定ガメラソフビの、これは第何弾になるんでしょう?(^_^;) ネット通販限定で、レトロタイプ塗装のギャオスギロンと3体セットで発売されたものです。説明で立ちポーズとなってましたが、先のバルガメが立ちポーズ用尻尾も付属してたので、そっちにしただけかと思ったら、全然別物の初代ガメラでした。でもこれって、以前プライズ用として出てたものと同じかな?そっちは持ってないので断言は出来ないのですが。バルゴンバージョンと比べると、随分頭が大きいです。塗装はモノクロバージョンとなっていますが、口の中を見なければとくに気付かないかも。

DVD-BOX初回限定特典(2001)
 「DVDガメラTHE BOX1969-1980」の初回限定特典の、「大怪獣ガメラ」65ヴァージョンフィギュアです。ガメラサイトでの人気投票により選ばれたそうで、そのサイトによると、メーカーはエステル製で原型制作は高濱 幹氏ということです。見ての通り、初代ガメラのポスターなどを想起させる逸品です。全体に非常に生物感があり、ボディーはかなり薄いのですが、イメージ的にはこのくらいがハマっています。口の中の塗装が真っ赤なのも、いっちゃってる目とともに、昭和ガメラらしくて○。
 でもこれ、オークションで手に入れたものです。いやぁ、実に安く入手出来たんですよ(^_^;)。というわけで、DVD-BOXは買ってません・・・(^^;;;、いや、そのうち気に入ってるのだけバラで・・・(笑) (2003.03.31)

セガ・ハイグレードフィギュア(2003)
 クレーンゲームの景品として、巨大なG3ガメラを出したセガから、今度は昭和ガメラが登場。いやぁ、ホントにでかいです。バンプレストの酒井雛形ゴジラを上回る大きさでもってこのバランスですから、頭の大きさたるやもう(^_^;)。塗装も凝っていて、口腔内のクリア重ね塗りや、爪の根元のブラシなど、この手の商品としては納得以上の仕上がりです。オークションやショップでも千円台で手に入ると思いますし、それでも充分お得感がありますが、ガメラというアイテムはゲームで取るのもそう難しくはありません。甲羅があるので、袋入りでなく組立て済みのがあれば狙い目です。私は2回(400円)でゲットしてしまいました。(^_^) (2003.04.30)

ミニソフビ

トミー・大映特撮シリーズ・ガメラ編(2002)
 マルサンの企画・生産による、トミーの食玩「大映特撮シリーズ」、第3弾は待ちに待ったガメラ編です。
5種類のうち3つがガメラで、その1がこれ、立ちポーズのガメラです。これとギャオスの2種類は「復刻デザイン」となってまして、当時のガメラソフビの多くは日東製だったのですが、マルザンもこの2種とバイラスの計3種類を出してたようです。手のポーズが独特で、ハイパーホビー誌上限定のガメラのように船でも抱えさせたくなりますが、対ギャオス時のガメラがモデルということです。

トミー・大映特撮シリーズ・ガメラ編(2002)
 飛びポーズっていうのも最近の流行りというか、ジャンルのひとつになりつつあるような気もしますが、基本はやはりガメラでしょう。火もちゃんと付いています。「ガメラのジェット噴射は赤じゃなくて青い火だろう」とも思いますが、赤くなかったら火に見えるかどうか自体が危ういところ(^_^;)。それにしてもこのガメラ、やたら首と腕が長いです。なんか独特の造型です。ちょっと気持ち悪いですが。(^_^;)

トミー・大映特撮シリーズ・ガメラ編(2002)
 上の方でも紹介してる、新規造型版ガメラをモデルにした4つ足バージョンですが、これも手足が細長く、また、目の塗装のせいかバルガメよりはギャオガメっぽく見えます。頭もちょっと下げ気味な印象です。

ソフビコレクション

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