YATな日記
1998年3月

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  • 1998/03/12(THU) 第2シーズン第1話アフレコ

     今日は第1話のアフレコ。というわけで私も顔を出すことになったわけですが、地図を忘れたもんでちょっと迷ってしまって、スタジオに着いたときにはもうテスト直前で声優さんたちはスタンバイ、私は奥のイスに座って中の様子はほとんど見えない、ってなもんです。で画面が出て、「おお、YATはYATだ」とか妙な納得をしたりして。ダブの発進からの一連のシーンでは声優さんたちから「懐かしー」と声が上がったりするわけですが、バンクだからって突っ込みはこの際なし。レギュラーはさすがに慣れたもんで半年のブランクなんて関係なしって感じで、モニカもイメージ通り。マロンが出ると女優陣から「かわいー」の声。このキャラでこの声だし、確かに強力かも知れん。声優のた・・・あれ?パート2の新キャラの声ってまだ出てなかったかな?
     まあここを見に来る人は、より多くの情報、新しい情報を求めて来てるんだと思うので、俗に言う「ネタバレ」を気にするつもりはないんですが、かといって先走りはイカンということで、来月発売ののアニメ雑誌発売までは念のため伏せておきましょう。いや、「NHKアニメ・スーパーガイド1998」の方が先か。
     なんか脱線してしまいましたが、まあマロンの声優さんは最近人気のある人らしい、ということです。私はそのあたりには疎いもんで。で、3時間かかってアフレコは終了。スケジュールがおしてるへきるちゃんはソッコー退出。その後は監督や音響監督らスタッフ、声優さんたち(ゴロー、ウッチー、カナビー、ノート博士)と居酒屋へ。家で仕事してるとなかなか飲む機会ないからなー、いや、うまいっす。
    帰りは同じ方向のくまいもとこちゃんと電車で。ザウルスでメールもらったことがあるけど、最近パソコンを買ったらしい。私のホームページに掲示板はあるかと聞かれたけど、ご覧の通りなし。さすがに掲示板の管理まではできないもんなー。かわりにWoodybell氏の掲示板を教えたりして。

  • 1998/03/29(SUN) 新YATコミックス第一巻

     あー、たった今終わりました。新YATコミックス第一巻。毎回ハードなスケジュールになるのはどうしてでしょう。
     パート1の第2巻で、残り約30ページを3日であげたとき、限界を超えて新たな世界に踏み込んだような気がしたもんですが(ゆん氏、その節はお世話様)、その後、3巻、4巻、5巻と巻を重ねるごとに前回を上回るハードスケジュールとなり、今回はなんと、締め切り1週間前にしてペン入れ終わってるページが本編186ページ中、わずか10ページちょっと。いやー、とてもできると思えないような数字ですが、やるしかない以上いろいろ考えても仕方ないので、思考停止してひたすら描くのでした。まあ、やったことがないということは、できなかったという経験もないわけで、そういうあきれんばかりのプラス思考が、やりとげるための最後の武器でしょう。
     そういう苦しいときの私の座右の銘が、「超人機メタルダー」の主題歌の2番の一節、「負けたと思うまで人間は負けない」(作詞・ジェームス三木)だったりするわけですね。で、もうちょい気分的に余裕があるときは、同番組エンディングを「タイムリミットはちーかーいー」などと、呑気に口ずさんだりするわけです。なんておバカ。
    ところで、私も最近漫画製作にMACを使ったりしてるのです。最初に使ったのは「グレートくん」でしたかね。まあ「ポリゴングレート」とか「テクスチャーマッピンググレート」なんてキャラを作って登場させてるくらいだから言わずもがななんですが、手法的には当初はプリントアウトしたキャラを原稿にペタペタ切り張りしたり、非常にアナログなことをしてたんですね。
     まあそれはさておき、YATのコミックスにおいては前作の「未来編」から本格的に使いだしたんですが、、今回の「新YAT第一巻」は大半をパソコンで仕上げました。今回前述のような厳しいスケジュールにもかかわらず、なんとか間に合わせられたのはそのおかげと言っていいでしょう。もっとも、MACで仕上げると言っても労力の節約が主眼なんで、いかにもパソコンでやりました、的な表現はむしろ極力避けています。それにしても、解像度が高くなるとデータがでかくてでかくて、メモリー352Mでも全然追っつかなくて、仕事中にアシスタントにテンポラリ専用の増設ハードディスクを買いに行ってもらったりと、それはそれでなにかと大変なもんですねー。
    しかしなにが大変って、 夜12時にできますって言ったのが2時になり4時になり、「6時までです!これがギリギリです!」ってことになって、なんとか6時2分前に最後のページの仕上げが完成、プリントアウトをクリックして「あー、よかったー。」と思ったら、いつまでたってもレーザープリンターの動く音がしない。恐る恐るモニターを見てみると、「爆弾マーク」が・・・(@_@)。急いでたからプリント前に保存してなかったし・・・(T_T)。とにかく大急ぎでやりなおして、15分オーバーでなんとか間に合ったんですが・・・いやーやはりパソコンは恐ろしい。ちなみに、データでなくプリントアウトで渡すのは、従来の手仕上のページとデジタル仕上のページが混在してるからなんですねー。