東宝特撮バラエティー・3
激走!メカゴジラ
おお!洗濯機のフタの上に現れたのは
われらがゴジラ!
と、思いきや、何やら様子がおかしい。
その体が輝きだし・・・
現れたのはメカメカメカゴジラ!
はたして、これから恐るべき大破壊が
繰り広げられるのか!?
・・・と、その時、巨大な手がメカゴジラを
掴みあげた!
その手はメカゴジラに加速をつけると
一気に解き放った!
傾き始めた太陽の光にメッキボディを
輝かせ、メカゴジラが突っ走る!


ベランダの柵の上をメカゴジラは走る!
速い!実に速い!
水道の蛇口も、ホースも物ともせず
メカゴジラはどこまでも走る!
果たして彼の目には何が映っているのだろうか?
その果てしなき激走に終わりはあるのか・・・?
あった。終わりは突然おとずれた。
立ちふさがる壁にブレーキを踏むこともなく
彼は突っ込み、そして果てたのだ。
彼が風の中で何を求め、何を見たのか、
それは誰も知らない・・・

前に戻る

続きを見る