バンダイ・ウルトラ怪獣シリーズ(1983)

ウルトラマン第34話「空の贈り物」登場
メガトン怪獣 スカイドン

 この回は怪獣そのものよりも「ハヤタがベータカプセルとスプーンを間違えた話」として印象に残ってるんじゃないでしょうか。私が見てた当時も(再放送ですが)次の日、小学校でその話題で盛り上がってました。他にも、ウルトラマンがスカイドンの重さに耐えきれなくなった時に、音楽がスロー回転になるなど、コミカルな演出が目白押しでした。スカイドンはガマクジラの改造ですが、形態的にもキャラクター作りでも、全く違う個性が創造され、それと感じさせません。甲羅は当時のアンキロサウルス、尻尾はスコロサウルス、それにステゴサウルスの背ビレという、ハイブリッド恐竜型怪獣ですが、甲羅のパターンが幾何学的なものになってることが「重い」ということをイメージさせる効果になっていると思います。

 造形的には問題ないんですが、なんか小さくて「メガトン怪獣」としてはちょっと寂しい気がします(^_^;)。あと、このピンクというか、肉色っぽい成型色もちょっとなあ・・・って感じです。

戻る